月報 [2022/04]

月に1本くらいは記事を書こうということで、その月にあったことを月末に書くことにしました。週ごとはさすがに頻度が高すぎますけど、四半期ごとだと書くことが多くなってしまいそうなので、このくらいのバランスが良いのではと思っています。

4年の春学期が始まった

これが一番大きな変化ですね。とうとう4年生になってしまいました。とはいえあんまり3年次とは雰囲気が変わらなくて、オンライン授業を見たり(溜めたり)課題をやったり...という感じで過ごしています。大学内では全体的に対面授業が増えてるらしいですが、うちの学科は少なめですね。まあキャンパスは遠いし、パソコンは重くて運ぶのが大変なので、そこまで大きな不満はないです。

4年になったのでそろそろ卒論のことを考えないといけないわけですが、うちの学科ではまだ学生が研究室に配属されません(周りの人に言うとびっくりされることが多いです)。代わりに、研究体験みたいな感じで、約1月かけて3つの研究室を回る演習があります。私は第1期はプログラム検証とかモデル検査とかをやっている研究室に行くことになり、教科書を読んで発表する輪読的なモノをやっています。読んでいる教科書は論理・計算に関するもので1、ここ数日もGW関係なくちびちび読み進めていました。けっこう大変ですけど、やりがいはありますね。残り2週間くらいなので頑張っていこうと思います。

あと、必要な単位数の都合上、所属学科以外のところの講義もとってみたりしています。個人的には言語学系の講義が面白くて、今後が楽しみです。

TOEFLを受けた

院試でスコアを出す必要があって、4月の頭に受けました。割と運のおかげで救われた感はあるんですが、とりあえず良さげな結果が出て安心しています。

ところで、TOEFLで一番自信がなかったのがスピーキングだったので、3月の初週からオンライン英会話を試していました。Camblyというサービスで、割高ではあるもののネイティブと話せる、という感じです。相性の良い先生を見つけるのが難しかったんですが、1週間くらいするとだんだん雰囲気が掴めてきて、良い練習になりました。

問題はTOEFLを終えてしまった今です。週30分×3回のプランで続けようと思っていたんですが、あんまり何かが身についているという感じがしなくて、いや何かを習得するというより英語を使うこと自体に慣れるのが据えるべき目標なのかもしれませんが、ともかくやる気がないです、やめてしまいそう、来月もちゃんと続けてたら自分を褒めてあげようと思います。

ゼミが終わった

2月から大西先生という方の教科書『論理学』を輪読するゼミをやっていて、それが今月の中旬に終わりました。

www.showado-kyoto.jp

ざっくり言うと、「非古典論理」という普通ではない感じの論理体系を数学・哲学の双方向から見ていく本で、終盤になると筆者本人の研究の内容なんかも出てきたりして、とても面白くて刺激になりました。これ以上内容に踏み込むとそれだけで記事が鬼のように長くなってしまう気がするのでやめておきます。

これ、最初は学科内でやろうとしていたんですが、人が集まらなかったので、Twitter上で参加者を募るということをしてみました。思いのほか参加希望が来てびっくりしました。あと、「2,3人で輪読」みたいなのは何回かやったことあったんですが、10人くらいの規模でやるのは初めてだったので、そこからも学んだことも色々ありました。毎週どういうスタイルでゼミをやるかとか、発表担当の人の準備具合に合わせてこちら側でどう対応するかとか、そういう事務的なところですね。私の不手際が多々あったかもしれませんが、参加してくださったみなさま、ありがとうございました。


ブログってこんな感じで良いんでしょうかね?スタイルが安定するまでもう数ヶ月かかる気がします...。


  1. (分野について知っている人向け) Lectures on the Curry-Howard Isomorphismという本が題材です。今は11章で2階(命題)論理と多相型について勉強しています。